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【新人看護師就活】精神科に就職すると一般科で働けないってホント?

【新人看護師就活】精神科に就職すると一般科で働けないってホント?

近年、新人看護師さんの就職先には、精神科病院の名前もあがるようになってきました。実際に、「精神科実習で精神科看護に興味をもった」という新人看護師さんの数は年々増えてきています。

ただ、はじめての就職先が精神科病院だった場合、「この先一般科に転職できなくなるのでは?」という不安はないでしょうか。その理由は、精神科では医療行為が少ないからですよね。そこで、「新人看護師が精神科に就職した場合、本当に一般科に就職できなくなるのか」について解説しました。

まだ就職先を決め切れていないという看護学生さんは、ぜひ参考にしてみてくださいね。

精神科病棟と一般病棟の業務内容

精神科病棟と一般病棟の業務内容
まずは、精神科病棟に勤務した場合と一般病棟(産科・婦人科・小児科・耳鼻科・眼科・皮膚科を除く)に勤務した場合の仕事内容の違いについて、みていきます。

ここでの一般病棟とは、内科・外科・整形・脳外・救命救急などの病棟を指しています。もちろん科によって業務内容に違いがありますので、精神科病棟と比較した場合ととらえてくださいね。

一般科病棟での業務内容

一般病棟での業務を、以下8項目あげました。

・バイタルサイン
・ルート確保や採血
・輸液管理
・呼吸器などを含む医療器械の管理
・救急蘇生
・ガーゼ交換などの処置
・回診の補助
・リハビリ
・保清
・内服管理

もちろんこれ以外にも、科によって細かい業務はあります。ただ一般科では、患者さんの疾患やケガなど、看護の対象が明確なことが特徴です。

精神科病棟での業務内容

次は、精神科病棟での業務内容です。精神科にも、慢性期・急性期・療養型と入院患者さんの層には違いがあり、病棟によって多少業務内容が違います。

では精神科病院の一般的な業務を、あげてみますね。

・内服管理
・ルート確保や採血
・筋注
・レクリエーション
・保清
・日常生活指導や介助
・作業療法およびリハビリ
・退院支援
・金銭管理
・身体拘束および隔離室利用患者さんの看護

以上8項目になります。

精神科にも慢性期・急性期・療養型と入院患者さんの層には違いがあり、病棟によって多少業務内容が変わってきます。まずこれらの業務の中で気になるのは、身体拘束や隔離室利用ではないでしょうか。

最近の報道で問題視されていた、身体拘束です。ただ身体拘束や隔離室の使用は、患者さんの状態によって適切な指示のもと行われる治療の一貫であり、近年精神科病院では極力行動制限を行わない方針をとっています。

一般科病棟と精神科病棟業務の違い

では次に、一般科病棟と精神科病棟での業務の違いを表にしてみていきます。
一般科病棟と精神科病棟業務の違い
まず、バイタルやルート確保そして採血などの業務は、両者に共通している業務ですね。ただ筋注に関しては、精神科の場合薬剤投与目的の筋注がありますので、一般科と比較すると数が多い傾向です。

そして機械管理については、精神科ではほとんど使用されません。とはいえ精神科の患者さんも身体疾患を併発することもありますので、モニターが必要になることはあります。

ただ精神科では、呼吸器や輸液ポンプなどの管理はありません。また急変時の蘇生は年に1~2度あれば多い方なので、急変時の対応は研修で習う程度です。

一般科と精神科では看護の対象が違う

そして一般科と精神科の大きな違いは、治療の経過です。まず一般科では、病気やケガで入院している患者さんは、治療をすることで病気やケガは完治することが可能です。

しかし精神科では、治療の経過が明確ではありません。そのため入院治療で症状が安定した患者さんは、社会復帰された後も継続した治療が必要になります。

つまり、一般科は患者さんが患っている身体の部分を対象とするのに対し、精神科では患者さんの生活や病状また抱えている悩みすべてが看護の対象です。ここに大きな違いがありますね。

精神科から一般科への転職は簡単ではない

精神科から一般科への転職は簡単ではない
一般科病棟での業務と、精神科病棟での業務内容や違いを解説しました。改めて見比べてみると、両方に共通している業務もあれば一般科にあって精神科にはない業務がありますね。

これらを比較してみて「やっぱり精神科に就職すると、一般科で働けなくなるのでは」と少し不安になったのではないでしょうか。

ただ結論を言うと、精神科の経験しかなくても一般科への転職はできます。しかし最初から一般科に就職した看護師さんと比較するとスキルや知識の差は大きいため、不足している知識や技術のスキルを磨くための努力は必須です。

また精神科とは違う職場の雰囲気に馴染むまでには、おそらく戸惑うこともでてきます。ですから「一般科への転職には、それなりの覚悟と時間は必要になる」ということは、知っておきたいですね。

精神科に就職することで身につくスキル

精神科に就職することで身につくスキル
では次に、精神科で働くとどのようなスキルが身につくのかをみていきます。

・傾聴
・相手の心理を読む力
・精神科薬の種類や副作用
・発達
・福祉

配属先にもよって違いはあるものの、大きく分けてこの5項目のスキルが身につきます。

ではこの5項目について、それぞれ解説をしていきます。

相手の話を聞く傾聴のスキル

精神科では、患者さんの話を聞くのも看護師の役割です。しかし病気やケガのように、痛みがあるわけではありません。むしろ精神症状が悪ければ、一方的に現実とは思えない話を延々と聞かされることもあります。

その反面まったく話をしてくれない患者さんもいますので、そこが精神科看護の難しさですね。

そこで必要になってくるのが、傾聴のスキルです。傾聴は、いかに相手の警戒心を取り除いて話を聞き出すことができるかがポイントになりますよ。

それに精神科病棟に入院している患者さんの病状にはそれぞれ違うので、入院生活に苦痛を感じる患者さんもいれば入院を納得していない患者さん、そして中には「とんでもないところに閉じ込められた」と恐怖を感じている患者さんもいます。

また症状の悪化を自覚していないことも多く、「入院が必要です」と医者から言われても納得できない患者さんも少なくありません。このように治療に積極的ではない患者さんに対しては、精神科看護師さんの傾聴スキルはとても有効な治療になります。

またこの傾聴スキルは一般科でも有効ですから、精神科に限らず看護師さんが磨いておきたいスキルのひとつだと知っておいてくださいね。

相手の心理をよむ力

精神科病棟ではさまざまな症状の患者さんが入院しているため、本当は辛い気持ちがあるのに表情に出さない患者さんや、怒りの感情を押さえている患者さんもいます。

それに医療現場では、何の前触れもなくいきなり患者さんから暴力を振るわれるという事例が少なくありません。これは精神科病棟に限らず、一般病棟でもよくあるケースですね。

でも精神科病棟で働く看護師さんは、患者さんの表情だけでなく身体の動きや顔色など、さまざまな視点から相手の心理を読む力がついています。ですから事前に暴力を回避することもできますし、患者さんが隠している感情を引き出すスキルは高くなりますよ。

精神科薬の種類や副作用

精神疾患の治療には、薬の服用がとても重要です。たった1錠の薬であっても、ひとつ欠けるだけで精神症状の悪化を招きます。

また薬には、副作用がつきものですよね。精神科薬の副作用は患者さんを苦しめるため、拒薬をする患者さんもいます。ですから、いかに患者さんが納得して薬を服用してもらうかが重要ですので、精神科薬は必須です。

そのため、単に薬の服用をすすめるだけでなく、患者さんから訴えを担当医に的確に情報を伝えることも重要な役割になります。

このように、精神科では一般科に比べて薬の変更をすることが多いので、精神科で働く看護師さんは、精神科薬の種類や副作用についての知識が自然と身についていきますよ。

発達障害のある患者さんへの対応力

精神科では、ベースに発達障害がある患者さんも少なくありません。しかし幼少期から適切な教育を受けていないケースや、大人になってから診断されたという患者さんもいます。

そのため、患者さんの発達に合わせた対応や指導が必要です。精神科病棟で働く看護師さんは、患者さんの個々の能力に合わせた関わりがうまくなります。

この発達段階に合わせた関りができるスキルは、精神科に限らず障害者施設での勤務にも役立つスキルですので、働く場所の選択肢が増えますね。

福祉に関する知識や経験

精神科患者さんが退院するときにはさまざまな福祉サービスを受ける必要があり、ソーシャルワーカーを中心としたチームで患者さんの退院後の生活を支えていきます。

つまり精神科病棟の看護師さんは、患者さんの入院から退院までの期間に関わるだけではなく、退院後の生活まで支援をしていく必要があるというわけですね。

もちろん退院後は訪問看護にバトンを渡すことになりますが、患者さんが社会復帰した後のフォローを行うのは精神科病棟の特徴になります。

ですから精神科病棟で働く看護師さんは、福祉サービスについても詳しくなりますよ。そしてこれらの経験や知識は、訪問看護への転職にも役立ちます。

以上が、精神科病棟で働くことで身に就くスキルです。たしかに精神科で働いていたのでは、一般科のように疾患に対する知識や処置を行うためのスキルを磨く経験は少ないですね。

ただ精神科病棟で働くからこそ身につくスキルは、ほかの科でも十分に活用できますので、就職先の選択肢のひとつとしてとらえてみるのはいかがでしょうか。

まとめ

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精神科病棟に勤めていると一般科で働けなくなるのか?について、お伝えしました。結論からいうと、精神科の経験しかなくても一般科に転職することはできます。ただ、まったく未経験の環境に飛び込むのですから、知識とスキルを磨くための努力が必要です。

それに精神科と一般科での業務は、共通しているものもあれば精神科独自の業務もありますので、最低限の手技は身についているので心配はないですよ。

それよりも精神科と一般科で大きく違うのは、業務のスピードですね。というのも、精神科では比較的ゆったりとした時間の流れで患者さんの状態が急変することはほとんどありません。

その反面一般科では、のんびりと業務をしていたのでは患者さんの急変に対応することができません。また症状の回復が目に見える一般科に比べ、精神科では患者さんの状態が目に見えない違いもありますね。

このようにひとつひとつ細かく比較してくと、精神科病棟と一般科病棟の違いは歴然です。
このようにいろいろな例をあげていくと「精神科の経験しかないと一般科では勤まらないのでは」という不安も強くなりますね。

ただもし興味があるのならば、いちど精神科に飛び込んでみるのはいかがでしょうか。実は精神科は、まったく受け付けない人とどっぷりはまる人に分かれる科です。

つまり「精神科に興味があって就職してみたけれど、自分には合わない」と感じる看護師さんもいるということですね。でもこればかりは経験してみないことには判断できませんので、若いうちに多くの経験を積んでみることをおすすめします。

いま就職先を迷っているのなら、ぜひ参考にしてみてくださいね。

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