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看護師・ナースの生活リズムは、どう作るの?

看護師は勤務が不規則。どう慣れる?

看護師は勤務が不規則。どう慣れる?

一般的な会社員やOLは、早朝9時から勤務をスタートすることが多いようです。しかし、医療に待ったはありませんから、常勤看護師はつねにフル稼働。そこで避けられないのが不規則勤務とそれに伴う体調不良の問題です。

会社員のように、日勤だけするというわけにいかないのが医療職の大変なところです。
それどころか、看護師の中には、日勤に働く日のほうが少ないこともあるのです。

どうやってその不規則勤務に慣れていくか、お伝えしていきます。

体内時計に注意

体内時計に注意

まず、夜勤がある看護師がほとんどだと思います。そこで、夜勤をどう乗り切るかという問題が生じますが、特に注意すべきは夜勤前の過ごし方です。新人看護師であれば、家で過ごす夜勤前の午前中はとても憂鬱になりますよね。それなのに、ただ時間だけが過ぎていって、昼寝もせず、仮眠も取らず、夜勤の仕事をする新米ナースは多いです。

すると、体内時計が狂ってしまうのです。
人間には体内時計があります。
この体内時計が乱れると、

・ガン
・不眠症
・自律神経失調症

などの重篤な病気を引き起こすことも研究から明らかにされています。
では、この体内時計を狂わさないための方法として、

・光
・睡眠
・食事

を意識的にコントロールすることなります。これによって、生活リズムが整うのです。ただ、日中だけ働いて夜寝るライフスタイルを送っている人たちと比べて、100%管理するのは難しいですが、体調不良の発生を最小限に押さえることは可能です。では、順に解説していきます。

光は朝を知らせるもの

光は朝を知らせるもの

光は、体へ朝を知らせてくれるものです。
朝日を浴びたとき、スッキリしますよね。あれは体内時計が綺麗にリセットされて、光によって体が整うからです。
よって、夜勤中も、昼間と同じだと考えて、できる限り明るい環境下で過ごすといいのです。
反対に、夜勤明けは昼間、夜間と同じだと考えて、光を浴びないように気をつけます。
こうするだけで、知識を知っておくだけでも、体内時計の乱れがかなり収まります。
実は、夜勤明けが晴れている日と曇っている日で、寝付きそのものにも差がでるのです。
これらは、ぜんぶ光によって引き起こされるので、まずその理解が必要だと考えられます。

いつもどおりの睡眠

いつもどおりの睡眠

夜勤のある日は、いつもどおりに覚醒して、起きることが大切です。
夜勤がはじまるまで、どうしても寝ていたいですよね。しかし、それをやると体内時計が乱れてしまう可能性があるのです。できる範囲でいいので、起きましょう。
夜勤明けはとても疲れており、その日は夜中まで寝ていたいと考えることが多いと思います。しかし、昼ぐらいまでには起きて、最低でも午後3時には起きて、太陽の光を浴びることを習慣化してください。

午後3時以降は、体が夜の眠りだと判断してしまいます。
睡眠不足を解消するには、寝る時間を早くするほかありません。それが一番なのです。
普段は0時近くまで起きている人も多いでしょうが、早めの夕食を取って、その後2,3時間後には寝るのがおすすめです。

朝食を利用する

朝食を利用する

そして、食事は、朝ご飯をうまく利用すべきですね。
朝ごはんは体へ、朝という時間を伝える役割もあるのをご存知でしたか。
朝食を抜いてしまうと、体へ朝を伝えることができなくなります。
夜勤中に仮眠を取りますが、その際に簡単なパンやおにぎりを食べて下さい。
リズムをつくって、体内時計が乱れないよう戻すのです。

朝型か夜型かで睡眠の付き合い方も異なる

朝型か夜型かで睡眠の付き合い方も異なる

看護師のうち、睡眠障害に悩まされている人が意外なほど多いのです。
夜に夜勤があるので、当然といえば当然の話ですね。
しかし、すべての看護師が不眠に陥るわけではありません。
経験上および周りからのアドバイスの範囲では

・夜勤に対応しやすい人
・夜勤が苦手な人

に分かれます。
なぜ分かれるかというと、もともとの体質が朝型か、夜型かにも関係していると感じます。
夜勤の体調コントロールへの対応は異なります。

「夜勤前に一睡もしない。眠れいないから」
「夜勤が始まるまでひたすら寝て、その後も寝ます」

という看護師の対応は異なります。
朝型の人は、睡眠時間が固定されています。
そして、健康的に過ごせる人が多いのです。
一方で、朝型の人は睡眠不足になりがちな夜勤には弱く、不向きな場合も多いのです。

ご自身のタイプを知り、自分が睡眠不足に弱いのか強いのか、知ることが大切ですね。
その上で、睡眠に弱いと判断したら、カフェインを上手に利用してください。

夜勤は拘束時間がとても長くなります。
仮眠を取ったとしても、夜勤の朝型に猛烈に眠くなる人も多いはず。
そんなとき、カフェインをとれば4-5時間程度は、起きる効果が続きます。
夜勤時の朝型、5時頃にカフェインの入ったコーヒーを飲めば、10時頃に効果が切れるのでちょうど家に帰って寝る頃には、体が睡眠モードに入ります。

看護師の夜勤がつらい理由

看護師の夜勤がつらい理由

夜勤は、日中寝て、夜のみんなが寝ている時間に仕事を行います。
日常生活に逆らって、看護を提供することとなるのです。
ホメオスタシスの回復をするために行われるのが睡眠です。
そのためには、「」をしっかり管理して、睡眠を維持すべきです。
光を浴びるとメラトニンの分泌が低下し、眠りを妨げてしまいます。
そのため、夜勤明けで晴れた日というのは特に注意なのです。
部屋の睡眠環境、遮光カーテンに壁紙も刺激が少ない色、部屋の明かりを暗めに、スマホやテレビを見ずに寝る、

そうした工夫が何より必要となってくるのです。

どうしても夜勤が辛いなら

どうしても夜勤が辛いなら

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