なぜ看護師は常に忙しく、病院はいつも人手不足なのか?|看護師の生き抜く術を知る!|看護師専門の求人転職サイト【看護師ドットワークス】

なぜ看護師は常に忙しく、病院はいつも人手不足なのか?

なぜ看護師は常に忙しく、病院はいつも人手不足なのか?

なぜ、こんなに看護師は忙しく、病院は人手不足なのか?もっと看護師を雇用してくれればいいのではないか?毎年何万人もの看護師が国家試験に合格しているのだから、こんなに看護師不足になるのはおかしいのではないかといった疑問を抱いている人も少なくないと思います。看護師不足は日本国全体の問題で、自分の働いている病院だけが人手不足という訳ではないのです。どの病院も、看護師は忙しく常にバタバタし人手不足の問題に頭を抱えています。

どうすれば、少しでも人手不足を解消することが出来るのか?そして、自分たちの忙しさが軽減することが出来るのか?と多くの看護師が思っている問題について追及していきたいと思います。

看護師人手不足の理由

看護師人手不足の理由
自分が働いている病院はいつも看護師求人を掲載していると思ったことはありませんか?どの医療機関も、いつも看護師不足という問題に頭を抱えていますし看護師の人数が十分ではないため、求人を掲載しているのです。毎年、約5万人以上の看護師が新たに誕生しているにも関わらず、定年退職や離職など様々な理由で看護師という仕事から離れている人がいます。もちろん、ライフスタイルが原因だけなのではく、看護師の仕事に対しての不満や人間関係の悪化などたくさんの理由で離職している看護師が沢山いるのです。

他にも、高齢社会により医療機関だけではなく介護施設、訪問看護、保健施設など様々な場所で看護師が求められるようになりました。これから先、高齢者の数はどんどん増え団塊世代が75歳以上になる2025年にはさらに看護師不足が予想されています。毎年新たな看護師が誕生しているにも関わらず看護師が足りていないのは、このような事が原因なのです。

看護師が忙しい理由

看護師が忙しい理由
看護師が忙しい理由、その一番の理由はやはり人員不足です。看護師の人数が不足しているのはどの医療機関、介護施設でも解っています。ギリギリの人数で何とか回して業務をこなすようにしています。そのため、勤務時間に終わるか終わらないかの量をこなさなければいけません。また、看護師の仕事は、予想していることを上回ることが多いです。

急性期の医療機関では、急変急患の際には対応しなければいけないため、予定した業務より増えるという事は日常茶飯時です。「どうすれば、人手不足を解消することが出来るのか?」人手不足を解消したいと思っているのは、看護師だけではなく医療機関や介護施設などどの職場も思っています。解消できるものなら解消したいですよね。人手解消をするために、一番有効なのが潜在看護師の復職です。日本には潜在看護師と言われている看護師が数多くいます。

看護協会が運営するeナースセンターに登録している潜在看護師5万人に対し復職依頼メールを送信したところ、看護職5,718人、病院施設642人、その他施設440人からの相談がありました。求職者数2,687人に対し求人数1,119人でした。施設や病院に紹介した約半数の696人が就職したので求人充足率は62.2%を上回っているというわけです。

ナースセンター登録者へ一斉メール、その成果

看護協会会長である福井トシ子さんの働きかけが、潜在看護師の復職へとつながっており、現在もなお、看護資格のため活動を続けていらっしゃいます。看護協会への登録は、スマホで簡単にできますし、登録したからといってすぐに働かないといけないという事ではありません。登録後も、自分の希望に合った職場で自分のタイミングで復職を目指すことが出来ます。

いきなり復職する自信がない。10年以上のブランクがるからまずは研修を受けたいという方のために、各都道府県看護協会が行っている潜在看護師を対象にした研修を活用してください。最新医療の教育を受けることができるだけではなく、採血や心電図の取り方など、看護師として基本的な看護技術を再習得することが出来ます。もしも周りに潜在看護師の人がいるのであれば、看護協会への登録を呼びかけてください。何かのきっかけで潜在看護師が復職することが、看護師の人員の確保に繋がります。

また、以前の職場に不満があって離職した人ですが、どの職場もあなたに合わない環境という訳ではありません。職場環境が変われば、人間関係や働き方も変えることができます。以前の職場が無理であっても、次の職場はあなたに合った職場を探すことが出来る可能性が高いです。看護師の仕事は、自分自身のライフスタイルに合わせて働くことが出来る仕事です。時短勤務、パート勤務、夜勤勤務だけと自分の希望通りに働くスタイルを選ぶことができます。

まとめ

看護師の仕事は忙しく、肉体的・精神的にもとても負担のかかる仕事です。コロナ感染症の流行により物品不足も問題となりました。それだけではなく、治療薬や予防薬のないままコロナ感染症の対応をすることで、医療者を苦しめています。いつ、自分がコロナ感染症に感染するかもしれない。そして、自分の家族に感染するかもしれないという不安を抱きながら看護をすることはストレスを増大させる要因の一つです。そのうえ、周囲の人からの心無い言葉でさらに傷ついている医療者もたくさんいます。

そんななかで、医療者は戦っているのです。看護師不足のため、業務中の負担は大きく残業は当たり前、休憩時間もゆっくりできていない看護師もいます。そのような看護師達を助けることができるのが、潜在看護師ではないでしょうか。潜在看護師になった方の多くが、親の介護、結婚、妊娠、出産、子育てなど生活スタイルの変化によっての離職が多いかと思います。

生活が落ち着き、少しでも看護師に戻っても良いのでは?と思うのであれば看護協会が行っているeナースセンターへ登録してみてはいかがでしょうか。登録したからと言ってすぐに復職しなければいけないというわけではりません。登録後も自分のタイミングで復職することが出来ますし、復職が不安であれば潜在看護師を対象にした研修制度も設けております。

コロナだけではなく、これから先2025年問題という大きな課題があります。この問題を少しでも解消するためには、1人でも多くの看護師の力が必要です。少しでも興味を持った潜在看護師の人がいれば、ぜひ復職をめざしてみてください。

復職を検討している方は、ぜひ転職エージェントに相談してみてください。転職エージェントには求人サイトに掲載されていない求人を多く取り扱っており、一人ひとりのニーズに沿った転職先を紹介しています。ぜひ、お気軽に問い合わせてみてください。

この記事を読んでいる方は以下の記事も見ています

トップ
看護師向け転職エージェントランキング