看護師は忙しくて転職活動できなくても病院のメールアドレスで活動してはダメ|看護師の生き抜く術を知る!|看護師専門の求人転職サイト【看護師ドットワークス】

看護師は忙しくて転職活動できなくても病院のメールアドレスで活動してはダメ

看護師は忙しくて転職活動できなくても病院のメールアドレスで活動してはダメ

「毎日忙しい・・・転職活動したいけど、とてもじゃないが帰宅してからリサーチするのは無理」

そう思う気持ちはわかります。
毎日が目まぐるしく忙しく、それに看護師は人手不足。さらには、感染症などの問題も生じるので、転職活動なんてしてられませんよね。

将来の待遇に関わること、そしていま現在に関係する待遇の話だから、しっかり見直したいもの。それでも仕事が忙しすぎて、帰宅したら家事でバタバタ。そんなときはどうしたらいいのでしょうか?

いくつかのヒントをお伝えするとともに、病院のメールアドレスでは絶対に転職活動してはいけない理由をお知らせします。ぜひ参考にしてください。

病院のメールアドレスで転職活動してはダメな理由

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看護師(ナース)は、意外とアナログな仕事だということに驚いたのではないでしょうか。ハイテクな部分は先端医療だけ。日頃の業務から引き継ぎ、その他もろもろまで、かなりアナログな世界が待ち構えています。

ただ、プライベートではスマホをたくさん使いますよね。LINEやTwitterやFacebookやYouTubeといった、コミュニケーションや発信ツール/受信ツールをうまく使いこなして、日頃いろいろな情報に触れていることだろうと思います。

そこで、転職活動をするなら、絶対にプライベートのメールアドレスやLINEでコミュニケーションを取るよう徹底してください。絶対に、絶対に病院から割り当てられたメールや、支給されているPHSや携帯電話を、エージェントに教えないようにしてください。絶対に教えてはいけません。

どこから連絡先がわかるかしれないのです。もちろん、先方もPマーク(プライバシーマーク)などをしっかり取って、個人情報保護にはつとめているはずですが、よきせぬ流出は起こりえます。東京商工リサーチの調査によりますと、上場企業の実に1/10が、個人情報流出自己を起こし、同時に国民の7/10が、個人情報流出事故に巻き込まれたとされます。

出典:「上場企業の個人情報漏えい・紛失事故」調査

個人情報流出事故は、会社がいくら気をつけていても、外部社員が流したり、ハッキングにあったり、そもそもIDとパスワードを利用者が使い回しにしていたりすることで起こる場合があります。決して他人事ではないので、転職エージェントを利用しているとき、その会社から流出があっては大変です。

個人の情報が漏れることはやっかいですが、それと同じぐらい、自社つまり勤務先の病院・クリニックのメールアドレスが流出してしまうと、大変なことになります。病院で「転職するの?」と変な噂になってしまいかねませんし、職を失ってしまってはその後の転職活動に差し障りがあります。

絶対に登録はプライベートのLINEやメール、電話番号でなさってください。

有給や代休を取る

そして、忙しい合間にエージェントと会ったり、転職情報をリサーチしたりするのには、思い切って休みを取ることがおすすめです。いま、何もしていない代休があまっていませんか? 代休は、権利として取っていいのです。

休みがなくて大変な思いを、今されていることだろうと思います。休日出勤や夜勤に出た代わりに、代休が付与されている可能性は十分ありますし、付与されるのが労働基準法ですから、ぜひ代休をとってください。有給休暇も、半年以上の勤務をしているのであれば、当然の権利です。

そして、休みが取れたら看護師の転職エージェントと面談してみるといいと思います。部屋を片付けたり洗濯物を干したりする時間に充てたいと思うかもしれませんが、ぜひ未来のために時間を確保してください。

ここで、時間を取れた人だけが、将来幸せになれるのだと、そう考えることで前向きな気持ちで時間捻出に取り組めますよ。

家事代行に一部お願いして、時間を捻出する

家事代行
さらに、おすすめなのがプライベートの限られた時間から、面談時間を捻出することです。病院への行きと帰り、朝の身支度、夜の家事、そしてお弁当作りや掃除洗濯、買い物でそんな時間はないかもしれません。

しかし、3時間だけでもいいので、家事をストップして面談にあててみませんか。そうすることで、働きやすさも一気に変わりますし、ストレスも変わってきます。待遇も向上しますし、人間関係もいったんはリセットされます。看護師の転職にはかなりプラスの面が多いのです。

そうした時間を捻出するには、家事代行がおすすめです。特に今、共働きが増えていて、専業主婦家庭の数を逆転しています。
専業主婦世帯と共働き世帯の推移(厚生労働省)
出典:専業主婦世帯と共働き世帯の推移(厚生労働省)

グラフをみていただければ分かる通り、共働きは増え続け、ダブルスコアに近い数で、専業主婦家庭より多いのです。反対に、増えているのが家事代行サービスです。市場原理が働いて、1時間3,000円前後からお願いできますので、1時間でも2時間でもお願いして、その分の時間を転職活動に充当しましょう。

自分でやれば無料である家事。それを外注するのは最初抵抗があるかもしれません。しかし、その2時間6,000円が、将来、何倍にもなって返ってくるのであれば、良い投資だと思いませんか。

一度辞めてから転職する

退職 転職 失業保険
さらに、これはあまりおすすめはできないのですが、一度いまの病院を辞めてから転職活動する方法があります。これなら、失業保険ももらえますし、いまは人手不足かつナース不足のため、転職再開時に困ることはあまりないと思われます。

しかし、一般的な転職市場の認識として、現状の職場を離職することは、次の転職であまり有利とはいえません。キャリアの断絶になってしまって、次の職場での報酬交渉などに差し障るケースが非常に多いのです。

実際、無職になって、失業保険も切れかけたころにあわてて再就職活動しようとしても、焦ってしまって、うまくいかない懸念があるのではないでしょうか。よって、転職活動は

・在職中に
・プライベートの連絡先で
・転職しないという選択肢も持ちながら
・時間がないなら捻出する
・苦労が将来、実りとなる


ことを覚えておけば大丈夫です。
転職しないのであれば、今の職場のほうがよかったということになりますから、それを確認できただけでも、活動の意義はあるのです。

実りある転職活動にするためにも、これらのことを踏まえてから、転職エージェントをお使いください。

転職エージェントなら転職活動も手厚くサポートしてくれますので、働きながら次の職場を探すことも難しくありません。まずはコーディネーターにあなたの希望を伝えるところからはじめてみてはいかがでしょうか。

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