新人看護師必見!学校では教わらない看護師に必要な3つの力を鍛えよう|看護師の生き抜く術を知る!|看護師専門の求人転職サイト【看護師ドットワークス】

新人看護師必見!学校では教わらない看護師に必要な3つの力を鍛えよう

新人看護師必見!学校では教わらない看護師に必要な3つの力を鍛えよう

看護師として医療の現場に立つまでには、たくさんの試練を乗り越える必要がありますよね。そしてすべてを乗り越えたと思った矢先、新たな壁が立ちはだかると、せっかくのモチベーションが下がってしまうのではないでしょうか。

ここでは新人看護師が鍛えたい、忍耐力・コミュニケーション能力・守備力について解説しています。3つの力をつけて、新人看護師時代を乗り越えていきましょう。

新人看護師に必要な忍耐力

新人看護師に必要な忍耐力
忍耐力とは、字のごとく忍び耐えることです。看護師の仕事ではひとつの失敗が取り返しのつかないこともありますので、現場では厳しい指摘や注意が飛び交います。しかしこれが新人看護師には精神的ストレスのもとになり、陰性感情から人間関係の悪化や離職にもつながることも少なくありません。

ただどの職場でも、仕事になれるまでは指摘や注意を受けることは避けられませんので、なんとか忍耐力を鍛えて踏ん張りたいところです。しかし場合によっては、忍耐力は必要でないケースもあります。

新人看護師の忍耐力が必要な場面

・相手が冷静な態度で注意や指摘をしてくるとき
・ヒヤリハットでは済まないミスをしたとき

新人看護師にとってはすべてがはじめてのことなので、失敗やミスも多く先輩または上司から注意や指摘を受けることがあります。注意や指摘を受けることで成長にもつながりますので、たとえ耳が痛くてもここは忍耐力を鍛えるときです。

新人看護師の忍耐力が必要ではない場面

・個人的感情に任せた態度で注意や指摘を受けたとき
・あきらかに嫌がらせで注意や指摘をしてくるとき
・患者からの暴言・暴力・セクハラを受けたとき

職場では、個人的感情をむき出しにする必要はありませんし、感情をむき出しにした態度や嫌がらせはパワハラにあたります。また患者さんからの暴言・暴力・セクハラを受けた場合も同じです。どちらも耐える必要はありませんので、必ず上司に報告をしましょう。

もしも新人看護師の訴えに対して何の対応もしてくれないのであれば、将来的には別の職場を探すことをおすすめします。

患者さんから暴言・暴力・セクハラ被害を受けた場合の対処法は、下記の記事で詳しく解説しています。困ったときはぜひ参考にしてみてください。

看護師が暴言・暴力・セクハラ被害にあった時の対処法と回避策

新人看護師に必要なコミュニケーション能力

新人看護師に必要な2つ目の力は、コミュニケーション力(以下コミュ力と表記)です。コミュ力とは、他者と話す力・聞く力も必要で、看護師の仕事には欠かせません。

コミュ力が必要になるホウレンソウ

看護師の業務には、ホウレンソウが必須です。ホウレンソウとは報告・連絡・相談のことで、新人看護師の判断ミスを事前に防ぐためにも、先輩看護師へのホウレンソウは必要になります。たとえ人と話すことに苦手意識があったとしても、業務に必要な会話はできるように鍛えていきましょう。

またコミュ力は、患者さんとの関わりにも必要です。相手が理解できるように話す・相手の話を聞く力なので、失敗を経験しながら鍛えていってください。まずは経験と回数を重ねていきましょう。

新人看護師に必要な守備力

新人看護師に必要な守備力
守備力とは、自分を守る力です。とくに新人看護師は立場が弱くいじめやパワハラのターゲットにされやすいため、守備力が弱いと受けるダメージも強く、回復するのに時間がかかります。まずは自分自身を守るための力、守備力を鍛えていきましょう。

「仕事の覚えが悪いから」「同僚に比べて仕事ができないから」と自分を責めることはやめましょう。自分を追い詰めたところで、仕事ができるようにはなりません。

・先輩看護師や上司の態度が、同期と比較したとき違いはないか
・嫌がらせやいじめの標的になっていると感じていないか
・今の職場は自分の性格に合っていると思えているか

職場でいじめやパワハラを受けたとき、上記の項目を冷静に判断してみてください。ひとつでも理不尽に感じることがあれば、打開策を考えていきましょう。新人看護師だからといって我慢をする必要はなく、職場はそこだけではありませんよ。

守備力が低いことで起きるリスク

新人看護師の守備力が低い場合、次のようなリスクが起こりやすくなります。

・自己否定感の増強
・意欲の低下による業務ミス
・看護師を続けることへの自信喪失

最悪の場合看護師を続けることが嫌になり、不眠や全身倦怠感などの身体症状が現れることもあります。「何かおかしい」と思う感覚は無意識に生まれる防衛反応なので、症状が悪化する前に、まずは誰か身近な相手に相談するなど行動に移してください。

新人看護師でも転職はできますし、最初の職場でつまずいたからといって看護師の仕事ができないわけでもありません。むしろ別の職場を探すことは解決策になり、守備力も鍛えられます。

新しい職場を探すなら、看護師専門の転職サイトがおすすめです。看護業界を熟知したアドバイザーがあなたにぴったりに職場を紹介してくれますよ。

転職サイトを利用するメリット・デメリットについて、下記の記事で詳しく解説しています。転職に悩んだときはぜひご覧になってください。

【看護師転職】看護師転職サイトの仕組みとメリットとデメリット

まとめ

新人看護師、転職
新人看護師に必要な3つの力、忍耐力・コミュニケーション力・守備力についてお伝えしました。看護師社会は仕事がきついだけでなく、職場によっては人間関係が複雑で立場的に弱い新人看護師にとっては厳しい世界です。

看護学校では国家試験対策や看護師に必要な知識は教わるのに、看護社会の厳しさは教えてくれません。ただ3つの力を鍛えながら経験を積んでいけば、必ず乗り越えられる壁です。せっかくの看護師資格を無駄にしないためにも、悩みがあるときの参考にしてみてください。

新人看護師として入職した職場で悩みや辛さに耐えらなくなったとき、転職エージェントに相談してみてください。専門のコーディネーターが、ベストな解決策を提案してくれますよ。

転職エージェントは、ただ求人情報の提供や転職の斡旋をしているだけではありません。看護師が安心して働ける職場を紹介することが使命と考えながら、最新の情報を提供しています。ぜひ、お気軽に相談してみてください。

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