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医師>看護師>准看護師>介護士>看護助手>医療事務と考えてない?

医師>看護師>准看護師>介護士>看護助手>医療事務と考えてない?

医師、看護師、介護士、看護助手、医療事務など。
病院は多くの職種の人々が働く場所です。
職種によって業務内容、待遇、考え方などが異なります。
中には職種ごとの違いを上下関係だと考え不適切な言動をする人も。
チーム医療に上下関係はなく、職種によるマウンティングは許されません。
多職種が働くチーム医療の考え方とマウンティングへの対策をご紹介します。

資格取得の難易度の差による上下はない

病院で働く多くの職種が専門資格を保有しています。
医師であれば医師免許、看護師であれば看護師免許といったものです。
職種によっては専門資格を持たない場合もあります。

資格取得にはそれぞれ条件があり難易度も異なります。
例えば、医師免許は厳しい受験戦争に勝ち抜いて医学部に入学し6年間勉強し、医師国家試験に合格することが必要です。
その一方で、看護助手や医療事務の人の中には無資格で働く人も多くいます。
保有資格による差は業務の責任・内容、求められる知識・技能、待遇です。
このような資格による違いが職業差別の意識を生む原因の一つかもしれません。

しかし、資格取得の難易度や業務内容、待遇により上下関係があるという考え方は適切ではありません。
なぜなら、現代は患者中心のチーム医療の考え方が普及しているからです。

チーム医療の意味を再確認する

チーム医療の意味を再確認する
職種間の上下関係を意識してしまう人はチーム医療の意味を再確認しましょう。
チーム医療とは、患者にとってより良い医療を提供するために医療従事者がそれぞれの立場から専門性を発揮することです。
職業による上限関係はありません。
医師であれば診断や治療方針の決定、看護師であれば患者の療養上の世話、医療事務であれば会計やレセプト業務などが専門性にあたります。

「患者にとって医師や看護師はどのような存在なんだろう」
「リハビリ、食事、治療といったそれぞれの場面で誰に相談するのだろう」
このように患者目線で考えると各職種の存在意義が見えてくるものです。
患者にとって医療従事者の上下関係は関係ありません。
多様なニーズを満たすために多くの職種が必要なだけです。

特に看護師は患者とコミュニケーションをとる機会が多いためニーズを把握しやすい職業です。
患者のニーズを満たすために他職種との連携は欠かせません。
他職種の強みを知って上手に活用していきましょう。

どの職種にもマウンティングしたがる残念な人がいる

ここまで職業間での上下関係はないこと、チーム医療の意味について説明してきました。
しかし、実際の現場では職種にかかわらずマウンティングをしたがる残念な人がいるのも事実です。
どの職種にも一定数マウンティング癖のある人はいますが、特に看護師は人数が多いことから見かける機会が多いのではないでしょうか。

例えば、准看護師や看護助手に対して見下した態度を取り、逆に医師に対しては媚を売る態度を取る看護師などです。
このような看護師にはいくつかタイプがあります。
トラブルに巻き込まれないために特徴を押さえておきましょう。

常に他人の悪口を言っているタイプ

最も多く同時に非常に厄介なのが「常に他人の悪口を言っているタイプ」です。
その場にいない人の悪口を常に口にしており周囲を嫌な気分にさせてしまいます。
他人の粗探しがクセになっており、他職種に対しても仕事のダメだしをするのが特徴です。

このタイプの大きな問題は自分の至らない点を棚に上げて他人の悪口を言うことに全力を注いでいる点です。
当然、他職種との連携もうまくいきません。
「助手のクセに」や「これだから専門卒看護師は」といった差別的発言も目立ちます。
悪口を言うことで周囲に人間より優位に立ちたいという心理があるのかもしれません。

固定観念にとらわれているタイプ

「それは看護師の仕事ではないから聞かないで下さい」
「その仕事は助手にやらせて下さい」

このような発言をしがちなのが「固定観念にとらわれているタイプ」です。
たしかに法律や職場規定により職業ごとの業務は定められています。
だからと言って他職種の業務に非協力的な態度を取っていてはチーム医療の力は発揮できません。

また、このタイプはオムツ交換や食事介助などの介護業務を看護助手に押し付けてトラブルを起こしがちです。
その反面、患者の観察やアセスメントといった看護師の専門性を発揮する業務はそつなくこなします。
自分より下だと考える職種へ冷たい対応をするので職場の雰囲気が悪くなる場面も。

マウンティングする人への対処法

マウンティングする人への対処法
自分自身はチーム医療の意味を意識し他職種と連携を図ろうとしても、マウンティングしてくる人に振り回されていては上手く力を発揮できません。
他人を変えることはとても難しいです。
そのため、あなた自身がマウンティングする人への対処法を覚えていくのが良いでしょう。

仕事ができるようになって周囲からの信用される

最も根本的な対処法はあなた自身が仕事をできるようなり、周囲からの信用を勝ち取ることです。
「仕事ができる」とは自分自身の業務を手際よくこなすだけでなく、他職種にも気を配り職場全体に働きかけることを含みます。
このような仕事ができる人が職場にいると雰囲気が良くなり、職種による上下関係を意識することはなくなるのではないでしょうか。

もちろん、一朝一夕では仕事ができるようになれません。
職種にかかわらず他者の良いところを積極的に取り入れていき自ら学ぶ姿勢が大切です。
周囲から信用されチーム医療が上手く機能しだすと仕事が楽しくなりますよ。

承認欲求を満たしてあげる

仕事ができるようになるにはどうしても時間がかかります。
そこですぐにできる対処法として提案したいのが、マウンティングする人の承認欲求を満たしてあげることです。
マウンティングをする人は自分を認められたい欲求を隠し持っています。
そのため、承認欲求を満たしてあげることで周囲の雰囲気を悪くする態度を取ることが減らせるのではないでしょうか。

嘘やお世辞を言う必要はありません。
当たり前にやっていることを言葉にして伝えるだけでも効果は絶大です。
誰でも自分を認めてもらえると嬉しいものですよね。

職場の人間関係に悩んだら専門家に相談しよう

あなたがどんなに頑張っても状況が変わらないなら、環境を変えることも解決策のひとつです。職場環境のいい病院やクリニックに転職することで、職場の人間関係に悩むことなく仕事に打ち込めるようになりますよ。

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